タベサクの食レポブログ!

日本(と時々海外)で印象的だったお店の料理を主観全開でレポートします。うん万円する鉄板焼き料理から、メイド喫茶の魔法がかかったスイーツまで!

食レポ#003 味もロケーションも非日常的!島国に来た事を実感させるカフェ"沖縄県瀬底島 fuu cafe"

山盛りの海ぶどうをかいくぐるとトロットロのあぐー豚の角煮が!"海ぶどうとアグーの丼仕立て"

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2012 Sep

2012年、新婚旅行として初の沖縄旅行へ行き、沖縄本島で5泊ほど滞在した。ことりっぷ等のちょいオシャレ系のガイドブックを中心に観光スポットやレストランの情報を採取し、行きたいお店の目星をつけていた。妻はオシャレでキレイな飲食店でないと入ってくれない性格なので、味の評判ももちろんだがロケーションや雰囲気の良いお店を中心にピックアップした。その中の1つが、この"fuu cafe"である。

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瀬底島という沖縄北部の半島にあるこのカフェは、たくさんの木々に囲まれた中にポツンとあるログハウス風のカフェで、テラス席では大きい犬が気だるそうに出迎えてくれる。ハンモックや遊具も用意されており、これぞ思い描いていた沖縄といえる夢心地空間を味わう事ができるとてもフォトジェニックな場所である。ただ正直、来る前はオシャレなお店=味は大した事がない という思い込みがあった。しかし、料理を食べたらその思い込みは一蹴された。

 

妻はピザを、私は"海ぶどうとアグーの丼仕立て"を注文した。まだ沖縄で本場の海ぶどうを食べていない事と、気分的に肉をガッツリと味わいたかったというだけの理由で注文したが、まずはその海ぶどうの量に圧倒された。山盛り一杯に盛られた海ぶどうは採れたてでシャキシャキ・プチプチで、仄かな磯の風味が口に広がる。海ぶどうの山を食べ進めていくと、ゴロゴロとした豚の角煮が顔を出す。海ぶどうがどんぶりに添えられた新鮮な野菜のような役割を果たし、角煮のジューシーさを引き立ててくれる。セットでついてくる"ジーマーミ豆腐"がこれまた絶品で、まるでトロロのように滑らかな食感が忘れられなくなってしまう。正直、最初の沖縄旅行でサイドメニュー部門で第1位を選ぶなら、ここで食べたジーマーミ豆腐か、ホテルのディナービュッフェで食べたフーチャンプルーかもしれない

 

数年後、再び沖縄を訪れた時に気付いたが、沖縄では角煮+海ぶどうという組み合わせのどんぶりは、ここ以外でも食べられるわりとメジャーなメニューなのかもしれない。一見合わない組み合わせと思うかもしれないが、沖縄らしいとても相性の良い組み合わせである。

 

沖縄に来た感満載の写真が撮れる度:★★★★★

海ぶどう満喫できる度:★★★★

サイドメニューまで手を抜いてない度:★★★★