タベサクの食レポブログ!

日本(と時々海外)で印象的だったお店の料理を主観全開でレポートします。うん万円する鉄板焼き料理から、メイド喫茶の魔法がかかったスイーツまで!

食レポ#004 有名芸能人もTVで勧めた、沖縄の隠れた食堂"沖縄県北谷町 海人の台所 お魚屋"

殻付きの蟹をそのまま揚げた!冷めてもサクサクさをバッチリキープ!"ソフトシェルクラブバーガー"

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2011 Sep

その昔、ダウンタウン"沖縄北谷町にある海人の台所 お魚屋""ソフトシェルクラブバーガー"をTV番組ダウンタウンDX内で試食していた回をたまたまリアルタイムで観ていた(2012年放送時の話)。ソフトシェルクラブという、脱皮した直後の殻の柔らかい状態の蟹を丸ごと揚げたものがはさんである(ガザミという蟹の一種らしい)豪快なハンバーガーで、私はこの店だけは絶対に行くと決めていた。そして、この店はその後沖縄本島を訪れた際の定番スポットとなる。

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海が目と鼻の先にある港にポツンとある定食屋で、昼食を食べに来た地元の漁師と思しき人が既に店内にいた。メニューは、ホタテやウニなどを焼いたもの、カニ汁やアバサー汁などの汁物、フライや煮付けなどの定食もの、どんぶりもの、そして、"ソフトシェルクラブ"という項目があり、ハンバーガーやどんぶり飯など様々な形でソフトシェルクラブを味わうことができる。券売機でメニューを注文し、外の掘っ立て小屋で看板犬のブルドッグを眺めながらしばし料理を待つ。

出てきたハンバーガーは小ぶりで、蟹の原型がそのままの状態ではさまっている。本当に丸ごとの状態で揚げられているため、手足がバンズからはみ出している。食べてビックリ、爪から甲羅から、全身をパリパリと食べられる!明らかに海老の殻とは固さも食感も違うのに、一度食べたら忘れられない食感だ。特製のタルタルソースがコクとまろやかさを引き立たせてくれていて、淡白なカニ身との相性も抜群だ。食べ応えがありながらも、ペロリと平らげられてしまう。

 

数年後、再び沖縄を訪れた際にもこのお店に行き、また注文してしまった。その際、別行動をしていた友人に頼まれてテイクアウトして空港で食べることになったのだが、買ってから数時間後でもパリパリの食感は健在で、作られてから時間が経っても美味しく食べられる事が分かった。

 

決して華やかな出で立ちのお店では無いが、季節や日によって変わる定食料理も絶品で、何でも美味い。私は、2015年に2度目の沖縄旅行に訪れたのだが、鯛の煮付けの定食は絶品だった。リーズナブルに沖縄の海の幸を堪能したい方には、うってつけのお店である。

 

殻のパリパリ度:★★★★★

庶民派度:★★★★

コーラも併せて飲みたい度:★★★★