今なら原宿店以外なら比較的並ばずに入れるかも？今なお人気のハワイアンパンケーキ
私が初めてEggs’n Things（エッグスン シングス）を訪れたのは2012年の事だが、その頃から様々なメディアで取り上げられ、原宿店は既に行列の絶えない人気店になっていた。2017年現在までに、横浜山下公園店・湘南江の島店・銀座店に行った事があるが、最近ではいずれも比較的並ばずに入る事ができた。今は一時期のブームより比較的落ち着いているのだろうか？パンケーキの競合店が続々とオープンしている事も影響しているのだろうか。
↑の一番最初のブログ記事でも触れたが、私は自他共に認める無類の生クリーム好きである。スタバでスイーツを頼む際、100%ホイップクリームを添えてもらうし、注文の際は必ず”ホイップ多めで”という裏技ワードを使いクリームを増やしてもらう（スタバは、オプションとしてプラス30円でドリンクやスイーツメニューでホイップクリームを添えてくれる）。
先日いつものように”ホイップ多めで”と注文したところ、ホイップダブル（30×2＝60円）の値段で請求されてしまった事があった（説明すると、”ホイップ多めで”と注文すれば、ホイップ1回分の値段で少し増量してくれるのに対し、”ホイップダブルで”と注文すると、倍の料金でより多めのホイップがもらえる）。私は、今まであまりクレームを言った事が無いのだが、この時ばかりは納得がいかず、”これ、ホイップダブルの金額なのに、ホイップ多めの量しか入っていませんが？”と店員さんに言ってしまった。あの時の店員さん、大人気ない事を言ってごめんなさい…そして、しっかり対応して増やしてくれてありがとうございます。何が言いたいかというと、そのくらい生クリーム／ホイップクリームに目が無いのである。
私と同じ生クリーム愛好家の方なら、きっとこう思っているであろう。
“Eggs’n Thingsのパンケーキくらいのクリームの量でちょうど良い”と。
私が生クリームについて許せない事が2つだけある。
1つは、量が少なすぎる事。経費削減の為なのか知らないが、申し訳程度の量しか添えられていないスイーツをよく見かける。私からしたら、"追加料金払うから量を倍にしてくれ！"もしくは"それならいっそクリームいらない！"と思ってしまう。スイーツ一口一口に必ず生クリームを同行させたいのだ。生クリームの力は偉大で、パサパサしたスイーツであれば舌触りを滑らかにする潤滑油のような役割を果たしてくれるし、暖かいスイーツであれば生クリームのひんやり感との温度差で双方の味が引き立ち美味しく感じられる。
もう1つは、溶けかけてゆるゆるになっている事。室温の影響なのか、はたまたスイーツの温度のせいなのか知らないが、目の前に出された時点でゆるゆるに溶けてしまった状態の生クリームを見ると、とても残念な気持ちになる。液状化してしまうとフォークの上に乗せる事ができないし、何よりも溶けたクリームが皿に残ってしまうのが非常にもったいない。客側にとっても店側にとっても悲しい事になる。ツノが立ち、微動だにしないくらい硬くしてほしい。その点、Eggs'n Thingsのスイーツに添えられた生クリームは、量・硬さ共にパーフェクトなのである！
一口サイズに切ったパンケーキをフォークに刺したら、私はその上に常に山盛りのクリームを塗って食べたいのである。それが最後の一口まで叶えられるのは、Eggs’n Thingsのパンケーキくらいじゃないだろうか。1点で5枚ものパンケーキが乗っているので、飽きずに最後まで食べるのは至難の技であるが、そこは人気店、メープルシロップやココナッツやいちごのシロップが用意されている。これらのシロップが中々凶悪で、かけることでパンケーキがしっとりし、また違った食感を味わう事ができる。シロップをかけて甘くなった状態を、生クリームがオブラートに包んでくれるので食べやすく、高カロリースパイラルに陥ってしまう。一見食べきれなさそうに見えるが、パンケーキは綿のようにフワフワで軽い口当たりで、想像以上にペロリと食べられてしまう。
このEggs’n Things、実はスイーツ以外のメニューも普通に美味しい。特にオムレツは、中の具材をあれこれアレンジ出来、フワフワの卵が本場ハワイの味を彷彿とさせる（ハワイはまだ行った事はありません）。しかし、パンケーキやワッフルが好きすぎて、中々お食事のメニューまでたどり着けない事が専らの悩みである。
生クリーム不足しない度：★★★★★
写真映えする度：★★★★
パンケーキ王道度：★★★★★
