食レポ記事も10店舗という節目を迎えたという事と、ただ淡々とお店の紹介を書いていくだけだと読者の皆さんも飽き飽きしてくるんじゃないか?と思い、たまには違う事を題材に記事を書こうと思います。
今回は、食レポブログを立ち上げた僕が、どのようにお店の情報を仕入れているのかについて具体的に紹介したいと思います。
[どこから情報を仕入れているの?]
お店の情報は、ありとあらゆるメディアを駆使して仕入れるようにしています。テレビや雑誌やネットはもちろん、友人の口コミや旅先で偶然見つけたり…。デザイナーとう職業柄、色んなものを見てインプットを増やしたり、何かアイデアのネタになる面白い情報がないかアンテナを常に張り巡らし続けているという事も関係していると思います。具体的に情報収集源を挙げていくと、以下になります。
- テレビ
- 雑誌
- ネット
- 映画
- dマガジン
- 友人からの口コミ
1.テレビ
最近、テレビをあまり見ない、むしろテレビを持っていない若者も多いと聞きますが、僕は30を越えた今でもテレビが好きです。なんなら、20代の時よりも見ているかもしれません。とはいえ、広告制作会社で働いていた頃は帰りが遅くなりがちだったので、大体は録画か深夜番組を見ていました。個人的に飲食店に関する有力な情報を得られる番組は、
- 王様のブランチ
- 月曜から夜更かし
- マツコの知らない世界
- ダウンタウンデラックス
あたりでしょうか。ラインナップを見て分かる方は分かると思いますが、マツコデラックスが出演している番組は、かなり有力な情報の宝庫になっています。
2.雑誌
デザイナーは、とにかく色んな雑誌を見ます。僕は面白い雑誌を見つけると躊躇なく買ってしまう性格なので、自宅は常に本で溢れています。実家はもっと酷いです。我が家は僕も妻もかなり自炊をするので、レシピ本もけっこう買います。最近買ったつくおきレシピは、お弁当を持ってく習慣のある方にとってかなり為になる内容だったのでオススメです。飲食店探しとしてよく参考にするのは、
- BRUTUS
- POPEYE
- discovery japan
あたりでしょうか。また、
- 自遊人
という国内外の食習慣や諸問題に切り込んだディープな本もお気に入りです。また、旅行ガイドもその土地の美味しいお店の情報がたくさん紹介されている宝庫です。現在10種類以上の旅行ガイドがありますが、僕が旅行先を調べる時に必ず買うのは
- トリコガイド
です。理由としては、
誌面のデザインがオシャレで見やすい
いわゆる誰でも知っているような有名店だけでなく、あまり知られていないお店を取り上げている
食べ物の写真の見せ方がキレイで、食べてみたくなる
といった理由があります。海外のお店を調べる場合は、
- TRANSIT
は必ず買います。TRANSITは、ただの旅行ガイドブックとは違い、その国の文化や習慣等にもスポットをあて掘り下げた記事が掲載されているので、僕は行きの飛行機の中で隅々まで熟読します。スペインとイタリアと台湾に行った際は、大変お世話になった本です。
3.ネット
ネットは、日常のちょっとした空き時間でスマホで簡単に見られるのが最大の利点です。僕は、就職した時から面白そうなサイトは片っ端からブックマークしカテゴリごとにフォルダ分けし、自宅のPCとiPhoneで同期して、頻繁に見るサイトはアクセスしやすいように上位に持ってくようにしています。食の情報収集の為に活用する主なサイトは、
- Retrip
- MERY
- macaroni
等の女性向けキュレーションサイトが主な情報源になっています。これは、海外旅行先の情報を仕入れる為に取り入れたことがきっかけで利用し始めました。
- 飲食速報
- お料理速報
- おいしいお
といった2chまとめ系サイトもよく見ます。こちらは、情報収集というよりは食に関する色んなネタを見て楽しむ為に閲覧しています 笑
また、海外旅行限定で
- Tripadivisor
というサイトもチェックするようになりました。Tripadvisorは、海外旅行大好きな友人に紹介してもらった事が使い始めるきっかけで、アプリのサービス内容としては、Googleマップと食べログの良いところを組み合わせた感じです。その地域のグルメや観光地などを検索する事ができ、口コミや評価数がポイント式に表示されるので、どのお店が人気なのかがすぐに分かります。国内のお店もTripadvisorで見つける事もできますが、外国人の利用者が多いのか、しょうもない店が思わぬ高評価を受けている事例を多々見かけるので、国内での活用は個人的にはあまりオススメしません 笑
4.映画
映画内で美味しそうに見えた食べ物は、すぐに調べます。最近見た中でも、興味深い料理が出てきた映画が2つあります。
- イングロリアスバスターズ
敵側の将校と、彼に恨みのある女性がカフェで食事をしながら会話をするシーンがあった事を覚えてますか?
そこで食べていたお菓子がやたら美味しそうで、あれは何だろう…と気になりすぎてすぐに調べました。あれは"アプフェル・シュトゥルーデル"というオーストリア及びドイツの伝統菓子らしく、日本では青山にあるカフェ ラントマンという所で食べられるらしい、という情報までは得られています。しかもこの"アプフェル・シュトゥルーデル"というお菓子は、昨年公開されたファンタスティックビーストで、名前もそのままに登場していたんです!個人的にかなりテンションが上がりました。
そしてもう1作が、
- ステーキ・レボリューション
去年公開された映画です。内容は、フランスの精肉店で働く男性が、ある時自国の牛肉の質が世界と比べ実はそこまで高くないという事実に気づき、質の高い牛肉を育てている国はどこなのか・そしてどのように育てているのかを2年間20カ国を巡り調べたドキュメンタリー仕立ての映画です。そして、中でも美味しかった国とお店をベスト10のランキング式に紹介しています。ネタバレ防止の為に詳細は伏せますが、ランキングの中でなんと日本のお店がランクインしています。築地にあるさとうという鉄板焼きやしゃぶしゃぶを提供するお店で、即座にメモをとりました。まだ行けていないのですが、近々行こうと思います。
5.dマガジン
これが、最近かなり活用しているツールの1つです。月額400円で登録されている雑誌なら読み放題できるサイトで、買うほどじゃないけど中身を読みたいような雑誌はほぼここで見ています。僕はそれほどラーメン屋には行かないのですが、美味しいラーメン屋は把握したいので、dマガジンのラーメンガイドを活用して調べています。コンビニに置いてあるような雑誌なら大抵登録されているので、かなり便利だと思います。
6.友人からの口コミ
自分の情報収集力だけではどうやってもたどり着けないお店に出会う為には、友人からの口コミが欠かせません。これは運任せの要素が大きく、思いがけないお店との出会いにも繋がるので、積極的に聞きます。幸い僕の周りには、食通の友人が多いので、かなり信頼しています。
[仕入れた情報はどうまとめているの?]
上記のようなメディアをフル活用して得た情報をまとめるために、僕はGoogleマップの保存マーク機能を活用しています。
Googleマップ上で調べたスポットを選択すると、保存マーク印にチェックする項目があり、そこにチェックを入れるとマップ上に★マークが残ります。Googleマップは頻繁に活用するので、レストランの情報は実質Googleマップに一括してある状態です。
結果的に、僕のGoogleマップはこのように無数の星まみれになります…。個人的には、チェックしたお店を俯瞰して見られるのと、思いがけず赴く事になった場所にチェックしたお店があると、少しく嬉しくなれるので気に入っています。
いかがでしたでしょうか。僕はプロの食レポブロガーでもないし、もちろんプロのノウハウなんて全く知りません。これらは全て自分で考えて構築したお店の探し方とまとめ方です。皆さんにとって、少しで参考にして頂ける事があれば幸いです。ご拝読、どうもありがとうございました!!